意識の伝達速度

「花の美しさ」を理解するには、コトバが必要です。今日まで私たちはコトバを意思伝達の手段としてしか考えていません。投稿「花の美しさ2」の中で、言語は相対、差別的な概念として働き、相対、差別的な言語で意識が作られていますと述べましたが、言語、概念の意識は対立的感情、打算的勘定なので、自己中心的な考え方になるのです。

人間関係の些細なことでも感情的になり、心に怒りや妬み、嫉妬や様々なマイナスの感情が蓄積します。全てコトバでマイナスの感情を作り、増幅させているのです。

人間関係の基本は家族です。嬰児は自分の意志とは関係なく、親のコトバがダイレクトに入っていきます。親はコトバがどのようなエネルギーで成り立っているのか知らないので、思うがままにコトバを子供にかけます。いつも消極的な否定的なコトバを使っていると、幼児の意識は親の意識をダイレクトに受けるので、子供も消極的、否定的な考えを持つようになります。私は母親に幼少期の時から、「あなただったらできる、大丈夫!」と言って育てられました。ですからいつも物事を積極的に考えることができるようになったのだと思います。

親の意識はダイレクトに子供の意識に伝わりますが、同時に細胞にも伝わります。

以下アメリカのブルースリプトンさんという細胞学者の「思考のすごい力」という本からです。

細胞の構造

私達の細胞は50兆~60兆ともいわれています。核の中にある DNA という遺伝情報が細 胞をコントロールしていると思っていましたが、実はそうではないことをアメリカの細胞学 者ブルースリプトンという方が研究し証明されました。 遺伝学者は12万個以上の遺伝子があるだろうと想像したそうですが、実際は25000 個の遺伝子しかなかったのです。線虫のゲノムは約24000個の遺伝子があるそうです が、人間の身体は50兆個程の細胞があるが、この原始的で背骨のない1000個ほどの細 胞だけから成るちっちゃな線虫に比べて、遺伝子の数にして僅か1500個多いだけなので す。またヒトゲノム計画によって明らかになった人間の DNA の数はマウスとほぼ同じで あった。

細胞膜は1950年に確認されたそうです。厚さは僅か1 mm の100万分の七(七ナ ノメートル)しかないそうです。核を細胞から取り出しても2ヶ月以上生きているものもあ るそうです。何故このようなことが起きるのかというと、「遺伝子が自らの活動をコント ロールするのではない。実際にコントロールしているのはエフェクタータンパク質である。 細胞膜のレセプタータンパク質が環境から信号をピックアップし、それに反応したエフェク タータンパク質が遺伝子の讀取りをコントロールしその結果、消耗したタンパク質が取り替 えられたり、新しいタンパク質がつくられたりするのです。 この結果細胞の活動はまず第一に環境との相互作用によって変化するのであって、遺伝暗 号によって変化するのではない。」 また「細胞膜は液晶で、半導体で、ゲートとチャンネルがある。このように書いた時、コ ンピュータチップと細胞膜が技術的には同じ定義で表せる。12年後 B.A.コーネル率いる オーストラリアの研究グループがネイチャーに「細胞膜はコンピュータチップと相同であ る」という私の仮説を裏付けてくれるものだった。 核は単なる記録用のディスクでタンパク質生産のコードを書いた DNA プログラムが格納 されたハードディスクのようなものだとわかる。二重螺旋メモリーディスクと呼ぼう。パソ コンに文書作成ソフトや画像ソフト、表計算ソフトなど、たくさんの専用プログラムを含む ディスクを挿入する。これらプログラムをアクティブメモリーにダウンロードしてしまえば ディスクを取り出してもプログラムを走らせることができる。

細胞から核を取り除くというのは、二重螺旋メモリーディスクを取り出すようなもので、 細胞内のタンパク質ででき上がった機械は作動し続ける。何故なら情報は既にダウンロード されて、タンパク質ができ上がっているからだ。」と。 細胞が受け取る情報を細胞膜でキャッチしその内容に応じて、細胞の行動が決定されてい るということになるのです。それではどんな情報が最も強い影響力を持っているのかという と、リプトン博士は「この50年間に発表された数百数線数万もの他の科学研究は、一貫し て電磁スペクトラムの「目に見えない力」が生体調整のあらゆる面に深く影響を与えている ことを明らかにしている。これらのエネルギーにはマイクロ波、ラジオ波、可視光線、超低 周波、可聴周波数などがある。特定の周波数とパターンを持つ電磁放射が DNA、RNA、タ ンパク質合成を制御し、タンパク質の形と機能を変化させ、遺伝子制御、細胞分裂、細胞の 分化、形態形成、ホルモン分泌。神経の成長と機能などをコントロールしていることが分 かってきた。…..化学結合で情報を得ようとすると、分子や原子を繋いだり外したりする際、 かなりのエネルギーが熱となって逃げる。熱発生と化学結合が連動しているので、分子エネ ルギーは大部分が失われ、残るエネルギーはほんの少しになる。そのため、シグナルとして 保持できる情報がかなり制限される。 生物が生きていくためには、環境からのシグナルを受け取って処理しなくてはならない。 実際生き残れるかどうかはシグナル伝達のスピードと効率にダイレクトに関係している。電 磁シグナル伝達のスピードは秒速30万 km だが、物質の拡散は秒速1 cm にも満たない。 エネルギーシグナルは化学物質シグナルに比べて100倍も効率的で、比べものにならない ほど早い。60兆の細胞の集合体である人間の身体にとっては、どちらのシグナル伝達法が 都合が良いだろうか?計算してみるまでもない。」

意識の伝わる速度を電磁シグナルとして表してありますが、「電 磁シグナル伝達のスピードは秒速30万 km だが、物質の拡散は秒速1 cm にも満たない。 エネルギーシグナルは化学物質シグナルに比べて100倍も効率的で、比べものにならない ほど早い。」

このことは意識の伝達速度が化学物質の体内での伝達速度より、圧倒的に早いことをリプトンさんは証明しました。思考の伝達速度はリプトンさんは光速(30万km/sec)と考えていますが、コトバの本質である光透波である絶対速度(今、一瞬)からすると、思いは光速どころか一瞬に伝わっているのです。

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